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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第2章 女中 良枝
静かな時間が流れ、やがて、笠井は湯の中で良枝の肩に手を添え、自分の方を向かせると、開いた脚の間に正座させた。そして、 「良枝。そいじゃ、今日も一つ習うてみるかの。ここで<尺八>をしてみんさい。」 と言いながら、両腕を湯船の縁に掛けて、腰を浮かせた。湯面から、屹立した男根が伸び上がった。
良枝は、驚いたように男根を見つめていたが、戸惑いがちに、笠井の腰を両腕で下から支えると、首を伸ばして亀頭を口元に当て、一気に咥(くわ)え込んだ。良枝が頭を上下させる度に、クチュクチュという粘着音が風呂場の天井に響いた。
笠井は緩やかな心地よさを感じながら、良枝が動くままにさせていたが、やがて、良枝の額や鼻先に汗が出ているのを見て、 「良枝。えりゃあ気持ちええぞ。そんでも、一旦離すかの。」 と、声を掛けて、男根を口から引き抜くと、湯船の中で立ち上がり、良枝の腕を引いて抱き寄せると、唇を合わせ、舌を絡めた。良枝も、顔を紅潮させたまま、舌を絡め返した。