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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第2章 女中 良枝

 良枝は、初めて、男の精を口内や顔面に受け止め、その苦みや匂いに、直ぐに咽(むせ)てしまい、思わず両手で湯面をすくって、顔を拭(ぬぐ)い、白濁の液が混じった唾液の塊を吐き出した。咽(むせ)るのが収まると、笠井の顔を見上げて、慌てた口調で、 「申し訳ございません、ご主人様。直ぐに口を離して、目の前で吐き出してしまいました。」 と詫びた。

 それを聞いた笠井は、 「離しても、出してもええんじゃ。そのために、慣れんうちは、床の中より、湯の中の方ええかと思うての、今日は風呂を用意してもろうたんじゃ。」 と、優しく言うと、良枝は、 「お気遣いを有難う存じます。女中のお姉さんたちから<尺八>のことを聞いた時に、<そのままお口で精を受けることもあるから、その時は、ご主人様が満足されて口から抜くまで、咥(くわ)えたままで頑張るのよ。辛くて呑み込めなかったら、ご主人様には背中を向けて、見えないように薄懐紙や手拭いに出すのがお行儀よ。>と言われてたんです。でも、聞いていても出来ませんでした。」 と、真顔で言った。
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