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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第4章 女中 清(きよ)
誠一は、胸に清の乳房の弾力を感じながら、目の前に降りてきた清の唇を吸って、舌を絡めた。男根が蜜壺の滑(なめ)らかで柔らかい内壁に包まれ、奥の突き当りで亀頭が肉ヒダに撫でられるような感触に強い快感を得て、誠一は堪(こら)えきれずに、幾筋も射精した。誠一が抱きしめた清の背中が、小刻みに震えた。
誠一が、清の息が整うのをじっと待ちながら、間近に清の顔を見ていると、目を薄く開けたまま、次第に口元が緩み、笑みを浮かべた。その表情を見ていると、古くから性的な対象としての女性を<観音様>という隠語で言うことが、よく分かった気がした。そして、<この年上の色香漂う美形の女性を、自分から動いて絶頂に導いた>ということに、自信めいたものを感じ、蜜壺に入れたままの男根に再び脈動を覚えた。
清も、精を受けた蜜壺の中で、なお屹立したままの男根や、間近に見る誠一の顔の、満足そうな表情から、自信に溢(あふ)れる誠一の気持ちを感じ取ったようで、誠一の耳元でささやいた。