パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 女中　清（きよ）

　戸田は清に覆いかぶさると、薄く開いた口に舌を差し入れながら、再び男根を激しく往復させ始めた。戸田の胸板が、弾力のある乳房に押し付けられ、膨らんだ乳首が潰（つぶ）されるように転がされた。清の歓喜の声が天井に跳ね返り、腰がくねって全身が震えた。戸田は、亀頭を取り囲む肉壁の、まったりとした撫でるような感触に耐え切れず、白濁の液を注ぎ込んだ。

　そして、上半身を起こして、激しい息遣いの清の端正な美形の顔を見下ろしていると、腕に荒々しく巻かれた縄と、体の前面を綺麗な菱形模様に覆う縄の視覚による刺激で、直ぐにまた男根の脈動を感じ、蜜壺から引き抜いて口に差し込み、もう一度射精した。清は、少し咽（むせ）ながらも精を呑み込み、薄目を開けて満足そうに微笑んだ。

　戸田は、激しい射精のあとの気怠さを感じながらも、清の肌にうっ血が残らないように、手早く縄を解いた。しばらくして、寝床の中には、寝間着姿で寄り添う二人の姿があった。戸田は、自分の胸に顔を埋めた清の、束髪（そくはつ）から漂う微かな髪油の香りに安らぎを感じながら、深い眠りについたのだった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆