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東京帝大生御下宿「西片向陽館」秘話~女中たちの献身ご奉仕
第2章 女中 良枝
良枝が笠井の当番になって初日の、月曜の夜が更けた。笠井は、裸のまま横寝している良枝を、後から寄り添うように抱き込み、一つ布団の中で眠りについた。夜明け前、良枝は静かに布団から出ると、剝ぎ取られて畳の上にあった寝間着を着て、女中部屋に戻っていった。
廊下の小さな電燈からでは光が届かない、中庭の暗がりに目をやりながら、この夜初めて経験した、男根を深く咥(くわ)え込んで喉を突かれる感触を思い返した。そして、笠井の寝間に入る度に、何かしら新しい奉仕の所作を教えられることに、一所懸命に習っていこうと思う反面、この先、自分がどこまで応じていけるかと、不安も感じるのだった。
☆
廊下の小さな電燈からでは光が届かない、中庭の暗がりに目をやりながら、この夜初めて経験した、男根を深く咥(くわ)え込んで喉を突かれる感触を思い返した。そして、笠井の寝間に入る度に、何かしら新しい奉仕の所作を教えられることに、一所懸命に習っていこうと思う反面、この先、自分がどこまで応じていけるかと、不安も感じるのだった。
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