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脳内妄想短編集
第1章 ヒモ
だけど私は、彼の小ぶりなそれを、しごくのをやめませんでした。白濁を搾り取るように揉み、吐き出し終えて小さくしぼんだそれを、再び指先でしごきました。
達したあとの敏感な体には、きつかったのでしょう。彼は再び暴れ出しました。身をよじり、最初私の体を突っぱねようとしています。しかし私は彼の足の上に跨がっている状態です。女とはいえ私の体を突っぱねるのは、今の彼には無理なようでした。
大きく喘ぎながら、彼の大事なところを握る私の腕を掴み、引き剥がそうとしました。私はもう片方の手でそんな彼の手を邪魔しました。
「体疼いて仕方ないんでしょ? 一回イっただけでおさまるの? 楽にしてあげるから」
その言葉は、彼をいじめる口実なのではなく、本心でした。正直その時の私には、媚薬があれほど効果を発揮するものだとは思っていなかったのです。ああいう薬は、だいたいガセが多いと思っていました。彼がこんなになってしまうほどのものとは、思っていなかったのです。
「友梨香さん……っ、う……やだ!」
「静かにして」
さすがに駐車場で大声で騒いでもらっては困ります。近所に聞こえてしまっては。