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脳内妄想短編集
第1章 ヒモ
だけどこれは、私が彼に強要したことでもあります。私も彼に同じことをして、それを楽しんていたのですから。これはその、報いのような気もしました。
ようやく全て洗い終え、彼の手が私の腕から離れました。私はその場にへたれこみ、自分の体を強く抱きしめました。彼はタオルをお湯で洗い、シャワーのノズルをまわし、私の体にかけようとします。私はそんな彼の腕を掴んで必死に首を横に振りました。意識が朦朧としていて、これ以上体に刺激を与えられたら、本当におかしくなってしまうと思ったのです。
彼はそんな私の様子に、小さく苦笑を洩らしました。
「友梨香さんでも、そんな顔するんすね。見てて興奮するけど、さすがにあんだけ絞り取られた後じゃたたないや」
それは先ほどの車の中でのことを言っているのだと、ぼんやりと理解しました。
彼は私の手をやんわりと退けました。そして容赦なく、私の体にシャワーを当ててきます。その瞬間、熱めの湯と水圧で、私は抗う間もなく達してしまっていました。全身をびくびくと痙攣させ、嬌声を洩らしていました。