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脳内妄想短編集
第2章 水中レッスン
そこで言葉は途切れ、彼はしゃくりあげた。
「本当にキス、好きなんだね。いい子だね、大好きな水の中でイカせてあげる」
「……え?」
あたしは戸惑う彼に、大きく息を吸うよう促した。そうしてまた、彼の唇に口づけ、水中へと潜った。
キスは続けたまま、彼のアソコをしごく。紐はまだほどかなかった。
彼は夢中であたしの唇に吸い付いてきた。あたしの手にこすりつけるように腰を振る。水の中での彼も好きだけど、水の中じゃなければ、かすれた彼の喘ぎ声も聞けたのかなと思い、それだけが残念だった。
不自由な水中で、彼は必死に快感を得ようと自ら腰を振り、あたしの口に舌をねじ込んできた。すがるような目がたまらない。ギリギリまでじらしてやりたくて、彼の紐はほどかずに、勃起したそれをこすり続けた。
潜りはじめて三十秒ほど。唇が離れはじめる。あたしはさらに激しく彼のをしごいた。竿の辺りを上下にこすり、先っぽから溢れる精液を、人差し指でくりくりといじる。
彼は背を大きくのけぞらせた。息を止めるのも、そろそろ限界のようで、唇を噛み、首を振った。あたしの頭を抑える手にも、自然と力がこもり始める。