この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
やっと、逢えた
第3章 せめて、声だけでも
「衝動を止められなくなるぞ」


聴こえないふりをしたけど、
その声はずっと耳から離れなかった。


ベッドに横になって、天井をぼんやり眺めていると、
彼女の柔らかい声が聴こえるような気がする。



「会いたかった」

突然、そんなことを言っても、
困惑させるだけだろう。



「俺のこと、覚えてる?」

いやいや。
絶対に覚えている訳はない。




「あの時はありがとう」

傘を渡せば思い出してくれるかもしれない。





衝動か。

いきなり抱き締めて、
キスして、
押し倒して、
白い首筋や胸にむしゃぶりついて、
俺のモノにしたい。


甘い唾液を飲んで、
身体中、舐め回して、
蜜も飲み干して、
そのまま俺のを沈めて、
最後にはたっぷり最奥に出しながら、
首筋を噛んで血を啜りた…。



いや。
ダメだ。

そんなことをしたら、
彼女が死んでしまうかもしれない。



取り敢えず、『ジュース』を飲んでおくか。


そう思いながら起きあがろうとしたけど、
股間が痛い程硬くなっていた。



ベルトを外して引っ張り出して、
さっきの彼女の声を思い出しながら手を動かすと、
呆気なく果ててしまう。



声だけでこれだ。

会ったらどうなるんだろう。



そう思いながらノロノロと立ち上がってシャワールームに向かった。


『ジュース』なんかでは満たされない。


そう思いながら、
最後に冷たいシャワーに切り替えて暫く水に身を任せて心と身体を冷却した。
/55ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ