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やっと、逢えた
第5章 告白
北川が優雅な所作で食後のコーヒーを淹れてサーブする。


「紫さんは、紅茶の方が宜しいのかな?」と親父が言うと、
彼女はそっと微笑んで頷く。


北川が紅茶を淹れるのをぼんやり眺めていると、

「紫さんの血液型は、O型かな?」と親父が突然言う。


「多分…。
でもきちんと調べたことなくて。
病院も苦手で…。
あら。
失礼しました」と彼女はクスリと笑う。


「私も息子もO型ですよ。
O型は、なんだか損な気がしますよね?
他の血液型に輸血出来るのに、
O型以外の血液は輸血出来ない」

親父はそこで話を止めて少し笑った。


俺たちのことを説明するつもりなんだろうか?

俺はかなり緊張していた。



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