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世直し系キモメン 肝須銀太
第3章 頂き女子ララちゃん
肝須が通されたのは931号室。
もはやアパートというよりマンションである。
中に入ると質素な内観で、ごく普通といったところか。
ひとしきり見たあと外に出ると、隣の住人と出くわした。
大家が挨拶をする。
「おはようございます~」
「……」
若い女だったが、大家の挨拶を無視して中に入ってしまった。
大家はため息をついて小声で話す。
「931号室に前に住んでいた人はさっきの人に難癖を付けられましてね。それが続くもんだから堪らず引っ越したそうなんです。まったく…困ったもんだよ……ん? どうしたんだい?」
肝須の顔が劇画タッチになっていた。
漢らしい表情から察するは性欲の高鳴り。
そう、見つけたのだ。
「大家さん、今日からここに住ませてくれ」
もはやアパートというよりマンションである。
中に入ると質素な内観で、ごく普通といったところか。
ひとしきり見たあと外に出ると、隣の住人と出くわした。
大家が挨拶をする。
「おはようございます~」
「……」
若い女だったが、大家の挨拶を無視して中に入ってしまった。
大家はため息をついて小声で話す。
「931号室に前に住んでいた人はさっきの人に難癖を付けられましてね。それが続くもんだから堪らず引っ越したそうなんです。まったく…困ったもんだよ……ん? どうしたんだい?」
肝須の顔が劇画タッチになっていた。
漢らしい表情から察するは性欲の高鳴り。
そう、見つけたのだ。
「大家さん、今日からここに住ませてくれ」