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嘘が下手
第28章 心境の変化
40を過ぎた頃から

私はSNSをやり始めた

日記ブログとして始めたものだけれど

そのうちコメントをしあう友達も徐々に増えてきた


食事や飲みの誘いをしてくる男性もいた

魅力的な文章に惹かれて実際に会ったひともいた


だけど結局…

会った次は体の関係を求めてきた


それは無理と断るとネットでの繋がりも途絶えてしまう

そういう世界なのだとわかった頃



また新たな男性が少しずつ距離を縮めてきた

ハンドルネームはガブ

愛妻日記を書いてる人だった

「会いませんか?」と誘われた

私は正直に今までの嫌な出会いの話をして断った

しかし何度も誘ってくる


どんどん強引になってきて

ついに根負けしてしまった

ガブの日記には男性からも女性からもコメントが多かった

相当マメな男だった


ガブは日にちを決めると場所は私に任せると言ってきた

意地の悪い私は少し高級な店を指定した

彼はすぐに予約をして時間と予約名をメッセージで送ってきた

予約名は本名だった

私よりも4才若いガブはその店には行ったことがないと言う


敷居も値段も高い店

文句ひとつ言わずに予約をしたことにちょっと驚いた



前日ガブから

「直接の連絡先をおしえましょうか?」

とメッセージがきた


私「一応お願いします!」

ガブ「電話番号がいいですか?メールアドレスがいいですか?」



少し答えに詰まった

普通抵抗がなければ両方を知らせてくるはず…

たぶんガブは妻に携帯をチェックされているに違いない


私「サイト内のメッセージを携帯に

  通知できるようにしておくので大丈夫です」

ガブ「……そうですか…」


私が気を遣ったことを悪くとったようだ
 
いいわけするより会った時に説明すればいいや…

そう思って返信はやめた

 
当日約束の時間の少し前メッセージが届いた


ガブ「先に着きました!先に飲んでます!」

私「これから行きます」


案内された部屋の扉をドキドキしながら開けた
 
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