この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
嘘が下手
第28章 心境の変化

引き戸を開けるとテーブルの手前でガブが飲んでいた
私『お待たせしました!』
ガブ『お待ちしてました!』
まずはごあいさつ
ちょっとビックリした私
ガブはモヒカンだった!
まるで北斗の拳に出てきそうな…
高校時代には空手部だったというガブ
ガッチリした体に大きめのトレーナー姿
壁にはバイクを愛するガブのどっしりとした黒い本皮のジャンパー
店の雰囲気にはそぐわないその姿がちょっと笑えた
会う前は緊張で話せないかも…と言っていたガブだった
しかしかなり饒舌だった
まずは自己紹介がてら家族構成の話
ガブはバツイチ同士の再婚家族
ガブに高校生の息子がいるのはよく日記に書かれていた
実はその子は現在の奥さんの連れ子
そして3才の娘は自分の実子
今の奥さんとは結婚4年目…
デキ再婚らしいことを察したが黙っていた
前妻には二人の子供がいて近所に住んでいる
偶然会うこともあるらしい
妻の連れ子の高校生は反抗期真っただ中
ほとんど会話が無くなったと落ち込んでいた
私ってなんとも平凡な主婦なんだなぁ…
話の最中ガブに何度かメールや電話が入る
私『どうぞ!気にせず出てください。』
ガブ『すみません!』
何度目かの電話の後
ガブ『あの~リカさん、サカタさんって知ってます?』
私『私の一つ上の?』
ガブ『そうです…実は俺と同じ会社なんすよ!』
私『あ~っ!そうなんだ!
じゃ私のこと知ってたでしょ?』
ガブ『うん!だから一緒に飲もうって…』
私『まぁいいんじゃない』
ここを出たら合流することになった
私『お待たせしました!』
ガブ『お待ちしてました!』
まずはごあいさつ
ちょっとビックリした私
ガブはモヒカンだった!
まるで北斗の拳に出てきそうな…
高校時代には空手部だったというガブ
ガッチリした体に大きめのトレーナー姿
壁にはバイクを愛するガブのどっしりとした黒い本皮のジャンパー
店の雰囲気にはそぐわないその姿がちょっと笑えた
会う前は緊張で話せないかも…と言っていたガブだった
しかしかなり饒舌だった
まずは自己紹介がてら家族構成の話
ガブはバツイチ同士の再婚家族
ガブに高校生の息子がいるのはよく日記に書かれていた
実はその子は現在の奥さんの連れ子
そして3才の娘は自分の実子
今の奥さんとは結婚4年目…
デキ再婚らしいことを察したが黙っていた
前妻には二人の子供がいて近所に住んでいる
偶然会うこともあるらしい
妻の連れ子の高校生は反抗期真っただ中
ほとんど会話が無くなったと落ち込んでいた
私ってなんとも平凡な主婦なんだなぁ…
話の最中ガブに何度かメールや電話が入る
私『どうぞ!気にせず出てください。』
ガブ『すみません!』
何度目かの電話の後
ガブ『あの~リカさん、サカタさんって知ってます?』
私『私の一つ上の?』
ガブ『そうです…実は俺と同じ会社なんすよ!』
私『あ~っ!そうなんだ!
じゃ私のこと知ってたでしょ?』
ガブ『うん!だから一緒に飲もうって…』
私『まぁいいんじゃない』
ここを出たら合流することになった

