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嘘が下手
第3章 後悔

1ヶ月後

飲み会でマサトと同席


私の顔を見るなり手を合わせてごめんねのポーズ

私は周りに気付かれないようにアッカンベーをする


私の負けだ

許してしまった


その日飲み会の解散後

待ち合わせてタクシーでラブホテルに行く


前回の事を気にして

マサト『飲み過ぎたから今夜もダメかも…』

私『ダメなら抱きあって寝ちゃお!』



ダメどころか…

ゆっくり楽しもうと思っていたのに

挿れたと思ったら

あっと言う間に果てるマサト



私『私、まだイッてないよー!』

マサト『だってリカさん気持ちいいんだも~ん!』



山積していた文句も愚痴も

もうどうでもよくなっていた



悔しいけど完敗だった
 

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