この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
嘘が下手
第39章 堕落
 
あんなに好きだったマサトに逢えるのに

まったく心は弾まない

それどころか気持ちは沈む


マモルから電話がくる


『今リカのいる店の前にいる』


慌てて外に出る

マモルが立っていた

私『入る?』

マモル『とりあえずスナック○○で飲んでるからさ!』

私『うん!わかった!』


マモルが周りを見渡してキスをする

きつく抱きしめられると胸が熱くなった

出来ればこのままふたりきりになりたかった

でもそういうわけにもいかない

互いに反対方向に別れて行った


 
私は、すっかり上の空になって話していた

ヒデキさんは私の友人達と話していた

私は隣に座っていた常連さんと話すことにした

だけどその話も上の空

しばらくするとマモルから電話がきた

マモル『○○は看板消したけど

  もう少しマスターとしゃべってるから…』

私『うん……』

だんだんパニックになってきた私

たまらずにスナック○○に向かう


私『すみませーん!』

マスター『あれ?リカちゃん?』


少し前にシゲルの店で

久しぶりに再会したヨシオちゃんだった


マモル『リカ…』

私『お迎えに来ちゃった!』

マスター『ん?知り合い?』

私『最近一緒に飲む仲なのよ!』

マスター『ふ~ん…』

マモル『じゃマスターまた…』

私『またね…』

店を後にした


マモルはヨシオちゃんと知り合いらしかった

なんで知り合いなの?と聞いたが答えを濁した


女関係の話だったのだろうと察した

過去を探ってもいいことはないのは知ってる

それ以上踏み込むのはやめた

 
/222ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ