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嘘が下手
第41章 別離の扉
マサト「リカさんを泣かせてしまいました
本当ごめんなさい
では明日はどう?
明日仕事休めるか交渉します
逢ってくれますか?」
今さら逢っても仕方ない
私「私ずっとマサトのこと大・大・大好きだったマジで
ダンナもいる立場だし片想いでいいやって思ってた
放置され続けても
『好き』って言ってもらえなくても
それでも大好きでさぁ
私って大バカでしょ?
笑っちゃうよね…
どんなに淋しくても
どんなに切なくても
マサトのこと見ていたいって思ってた
でもずっと一方通行だったから
少し疲れちゃった
だからもうダメ
もう元気出ない
仕事休んでまで私に逢わなくていい
私のことなんか気にしなくていい」
何度か「逢いたい」「逢いたくない」のやりとりを続けた