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嘘が下手
第42章 卒業
 
このままじゃ埒が空かない

私はマサトの本心が聞きたくなった


私「マサトって私のこと好きなの?

 それともエッチしたいだけなの?」


マサト「好きだよ

  エッチしたくないって言ったらウソになるけど

  正直に言えばリカさんに離婚してって言う

  根性も甲斐性もない

  でもさ

  もっと前にちゃんとリカさんと付き合いたかったな

  そんな風に何回も思った」


涙が止まらなかった 

これはマサトの嘘偽りのない本音 

マサトにマモルのことを打ち明けよう

 
私「ありがとう

  嬉しかった

  マサトの気持ち初めて聞けた


  実はね

  逢って話そうと思ってた話があったの

  
  私この間○○で隣に座ってたロン毛のコと

  付き合うことになったの


  彼は私より10才も下なんだけど

  共通の知り合いも多くて気が合って

  彼も妻子がいるからなかなか逢えないけど

  毎日電話やメールをくれる


  マサトに逢って話そうって思った矢先

  まさかのドタキャン


  だから…

  それを承知でも私に逢いますか?」


マサト「その彼と付き合うなら

  俺と逢わない方が良いかもね

  なんか俺リカさんの足引っ張っちゃいそう

  
  なんかちょっとショック!!!

  ジェラシー!!!


  だけどこれからも

  楽しい飲み仲間でいたいよ


  あぁもう一回逢ってHしたかった」

 
私はメールを見て心から笑った 

そして私は翌日マサトに逢うことに決めた

 
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