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嘘が下手
第51章 刺青の呪縛
それからダイキから日に5~6通のメールが届いた

特に甘い内容でもなく今はこんなことしてる的な内容だった


SNSのダイキの日記には私らしき人物が登場していた

それに対して捻った絡みをするのが楽しかった



検査の結果が出る日

異常なしだったので報告のメールをした


海にいるというので

ノンアルコールのビールを買って逢いに行く


堤防に腰掛けて乾杯する


ふっと会話が途切れた時

ダイキがキスをしようとした


私のキャップのツバがダイキのおでこにザクッと当たる

キャップを取ってから長いキスをする


離れては見つめ合って何度もキスをした


その日の日記に

"キャップのツバに攻撃された"と書いてあった

私は意味シンに顔文字だけをコメント欄に残した



特に付き合ってとか逢いたいと言われたことはなかった


週3回のアルバイトが終わる時間に逢いに来て

近くのスーパーの駐車場で1時間ほどおしゃべりするのが楽しかった


ダイキ『近いうちに泊まりでデートしような!』

別れ際のキスをしながら言われた



家に帰ろうと小道から自転車をこぎ始めてすぐに夫の車が通り過ぎた


夫は私のアルバイト先へこっそり監視に行っていたのだ


私が帰宅すると

夫『遅かったな』

と不機嫌に言われた


買物していたからと言いながら片付けをする



次のバイトからは逢えないな…


単純にそんな程度に思っていた




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