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嘘が下手
第52章 狂気のひと
夫が疑惑を抱いていることを知ってからは

しばらくダイキと逢わなかった


そんなある日

ダイキに夫が飲み会でいないと伝えた途端に電話が鳴った


今から逢いたい…と

指定された海近くのマリーナに行く

夜でも街頭で明るかった


ダイキは飲酒運転で現れた


私が怒るとごめん!ごめん!と謝った

少し歩いて堤防に腰掛けて話をした


私『ダイキがよくわからない

  私はなんなの?』

ダイキ『彼女だよ…

   今日はただ逢いたかったんだ…』


そう言って抱きしめてキスしてきた



片手は私のTシャツの裾から潜り込んできた

乳房を撫でて乳首を摘む

私の乳首が固くなってくると

Tシャツとブラジャーをたくし上げ乳首を舐め始めた


私『アッ…ヤダ…こんなところ…で…』


ダイキ『いいから…黙れ…』


ダイキはまだかなり酔っていたようだ


乱暴に私のパンツのボタンを外しファスナーを下げて

いきなりショーツの中に指を滑り込ませた


私が濡れているのを確かめると

立ちあがってベルトをはずし

自分のジーンズとビキニパンツを一緒に下した


バネでも付いているかのように勢いよく弾け出たものは

大きくてテラテラと光り、上を向いて揺れていた

キスをしながら私の蜜壺をいじり素肌で堤防に腰をかけた


ダイキ『ダメだ…痛い…』

   ねぇ後ろ向いて手ぇ付いて…』


私は下半身だけ脱がされ堤防に手を付き

尻を突きだす格好にさせられた


後ろからペチャペチャと舐める音がする


真夜中の誰もいないマリーナ


街頭に照らされあられもない姿で喘ぐ私


蛙の鳴き声がひと際大きく響いて聴こえる


なんとも滑稽な自分の姿


冷めた自分がそれを笑っているような気がした


どうしても消えない違和感がそうさせているようだった
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