この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
嘘が下手
第53章 似たもの同士
もう男なんて好きにならない

そう思っていた矢先


古くからのSNSの友達から飲みの誘いメールがきた


数年前にも誘われたが細かいことを言うひとだったので断った男


もう一回チャンスをくれないか?と言われてOKした



隣市に住む1才下のタダヒロ

随分前に写真の交換はしていた

待ち合わせ場所で会った時にすぐにわかった


背が高くてがっちりしていた

細かいひとのイメージが払拭される見た目だった

顔は並みと言っていたがそれ以上だった


地元じゃないからと場所選びは任された

面倒なのでヒロキの店に行った


とにかく生ビールを飲みまくる男だった

お互いに逢う前の印象と正反対だったと話

ずっと話は止まらなかった

いろんな話をしてアドレスや電話番号を交換した


お互いにこれからも仲良くしようと言いあった

ちょくちょく逢いに来るよと言ってくれた

友達として…


次の店に行こう会計を済ませると

『開店以来の生ビール最高記録だよ』とヒロキに言われた


次はシゲルの店に行こうと歩き出した

路地に入った途端

私の手を引っ張り立ち止った

タダヒロ『オマエさっき自分がキス魔だって言ってただろ?

   今モーレツにオマエとキスがしたいんだけど…』

そういうと返事をする間もなく唇が塞がれた


一度唇を離すとぎゅうっと抱きしめられた


タダヒロ『もっと…』


そう言ってまた唇を重ねた

今度は舌を絡めてきた

お互いの歯が当たるほど激しかった


タダヒロ『俺、今日は飲むだけで帰ろうと思っていたんだ

   ホントに…ホント…

   だけど…だけど…このままで帰したくない

   だめだ…もう…ねぇ…』

何度も唇を求めてくる

私も私を包む腕を強く掴んだ


私『ふたりとも飲んでるから代行でホテルいくことになるけど…』


タダヒロ『オマエがいいなら…』


それからヒロキの店に戻って運転代行を呼んだ



/222ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ