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嘘が下手
第22章 旅行【2】
ホテルまで速足で歩いた
ユイトは自分の部屋から薬を持ってきてくれた
ユイトに感謝してドアを閉めるとそのままトイレに駆け込む
胃液を吐く
薬をなんとか飲んで着替えもしないでベッドに横になる
時計を見たらは9時前…
『情けないな…』
ひとりごとをつぶやく
一人で冷たいベッドに入って目を閉じるととても不安になった
明日まで治らなかったら私だけ電車で帰るしかないんだよね
こんな時って誰かに電話したいけど
ダンナに電話したら冷たく怒られるだけだし
仲間は楽しく飲んでいるだろうし
マサトはアユミに抱きつきまくっているだろうし
そんなことよりインフルエンザだったらどうしよう
悲しくて
淋しくて
虚しくて
涙が出た
ユイトは自分の部屋から薬を持ってきてくれた
ユイトに感謝してドアを閉めるとそのままトイレに駆け込む
胃液を吐く
薬をなんとか飲んで着替えもしないでベッドに横になる
時計を見たらは9時前…
『情けないな…』
ひとりごとをつぶやく
一人で冷たいベッドに入って目を閉じるととても不安になった
明日まで治らなかったら私だけ電車で帰るしかないんだよね
こんな時って誰かに電話したいけど
ダンナに電話したら冷たく怒られるだけだし
仲間は楽しく飲んでいるだろうし
マサトはアユミに抱きつきまくっているだろうし
そんなことよりインフルエンザだったらどうしよう
悲しくて
淋しくて
虚しくて
涙が出た