この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
嘘が下手
第22章 旅行【2】

一次会の終盤『二次会は?』と聞かれたが
とても行けそうになかった
ヤエコが『ホテルまで送る!』って言ってくれたけど
ヤエコは会計なので無理だ
今年の祭総代だったユイトが送ってくれることになった
店の外でユイトを待っていると
ほろ酔いのマサトが肩に手を乗せてきた
マサト『マジで具合悪いのか?』
私『うん…ホテルに戻るね…』
マサト『治ったら来いよ!』
私『うん…』
マサトはアユミを見つけると
すぐに駆け寄り後ろから抱き締めていた
アユミは笑いながら『キャー』と言っていた
見たくもない
私はユイトと一緒にみんなと別れた

