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おじいちゃんをお風呂に入れるのは
第1章 おじいちゃんをお風呂に入れるのは
 ……


「んっ……」

 私の腰を撫でまわしつつ、おじいちゃんは私の両手を壁につかせた。

 それから背中から手を回して、再び私の胸を揉みしだく。


「ああっ……はあっ……」

 本当は、そんなつもりはなかったけれど。

 私の大事なところは、十分すぎるほどに濡れてしまっていた。

 男の人を、受け入れられるように。


「おじいちゃん……」

 上気した声で私がそう呟いた瞬間。

 おじいちゃんは、反り返った自分のものを私の中に突き入れた。


「あっ……」

 そのままパン、パン、と私の中をかきまわしていく。

 おじいちゃんにとってこんなに激しく身体を動かすのは久々のことだろう。

 それが、私を犯すことだったなんて。


 私の腰に手を当てたまま、自分の腰を動かして快感を得ようとする。

 おじいちゃんだけじゃなくて、私も。


「いっ……」

(気持ちいい……)

 快感を得てしまっていた。


(抜いて、くれるかな……)

 そんな淡い期待も、もはや叶いそうもない。

 おじいちゃんはますます動きを強めていた。


 私も、うすうす勘付いていた。


 この動きは。


 男の人が、絶頂に達する前のものだ。


「んっ、あっ、あっ、ああっ……」

 おじいちゃんはものすごいスピードで私の中を突き動かす。

 そうして、ひときわ強いピストンが繰り返されたところで。


 おじいちゃんは、唸り声を上げると。


 私の中に、体液を放った。


「あっ、ああ……」

 おじいちゃんは私の中でそれを五、六回びくんびくんと収縮させると、しおれたものを私の中から引き抜いた。

 体液はまだ私の中に残ったままで、外に流れてくることもない。

 そしてそのまま、私の中に残り続ける。


 そうなったら。


 もしかすると。


 そんなことを考えることもできず、私はお風呂の床にくずおれた。

 おじいちゃんはそのとき、どんな顔をしていたのだろう。
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