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愛欲ハーレム・妄想の処女〜琴葉【官能作家・霧山純生の情事】
第15章 温泉旅館で姫初め〜チェックアウトそして日常へ
高速道路から首都高へ、新宿ランプで下道に降りた。都心の交通事情は相変わらずだ。混雑している道をしばらく走り、麗奈の希望で大学の近くで降ろす。道ゆく人々が振り返る。それほどに麗奈は美しい女だ。
「またね。ありがとう。霧山先生。大好きよ」
気をつけてと小さく手を振る麗奈へ、連絡するからと言い。車を出した。バックミラーに、その場に佇み手を振る娘の姿が写っていた。やがてそのシルエットが小さくなり、見えなくなった。
自宅に戻ると、気が緩んだせいだろう、眠気と気だるさが襲ってきた。
妻はまだ若い恋人とバカンス中だ。温泉宿の報告は彼女が帰ってきてから、彼女からの土産話も。
二泊三日の旅で汚れた衣類を洗濯機を放り込み、私はベッドへ倒れ込んだ。心地よい疲労が広がり、睡魔がやってきた。
……夢を見た。
私は女を抱いていた。
熱い肌を抱き、柔らかな胸の谷間に顔をうずめる。
女の匂いがした。
夢の女が誰なのかわかった。
欲望のおもむくままに抱いていた女を組み敷いた。
むくむくと立ち上がった男根を女のなかに沈める。
女はすでに濡れていた。
「あぁっ」
女が喘ぐ。
甘い声……。
私のよく知って知っている声だ。
女のなかに激しく突き入れ、その名を呼んだ。
「霧山先生……あぁんっ」
女が喘ぐ。
甘い声と甘い女の匂い……。
意識が沈んでいく。
夢の女を抱きながら。
「またね。ありがとう。霧山先生。大好きよ」
気をつけてと小さく手を振る麗奈へ、連絡するからと言い。車を出した。バックミラーに、その場に佇み手を振る娘の姿が写っていた。やがてそのシルエットが小さくなり、見えなくなった。
自宅に戻ると、気が緩んだせいだろう、眠気と気だるさが襲ってきた。
妻はまだ若い恋人とバカンス中だ。温泉宿の報告は彼女が帰ってきてから、彼女からの土産話も。
二泊三日の旅で汚れた衣類を洗濯機を放り込み、私はベッドへ倒れ込んだ。心地よい疲労が広がり、睡魔がやってきた。
……夢を見た。
私は女を抱いていた。
熱い肌を抱き、柔らかな胸の谷間に顔をうずめる。
女の匂いがした。
夢の女が誰なのかわかった。
欲望のおもむくままに抱いていた女を組み敷いた。
むくむくと立ち上がった男根を女のなかに沈める。
女はすでに濡れていた。
「あぁっ」
女が喘ぐ。
甘い声……。
私のよく知って知っている声だ。
女のなかに激しく突き入れ、その名を呼んだ。
「霧山先生……あぁんっ」
女が喘ぐ。
甘い声と甘い女の匂い……。
意識が沈んでいく。
夢の女を抱きながら。