この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛欲ハーレム・妄想の処女〜琴葉【官能作家・霧山純生の情事】
第21章 妄想の乙女〜人狼ゲーム再び
「まずルールを説明しよう」
「はい」
琴葉が素直にうなずいた。そこへ、
「お待たせいたしました。鉄板が熱くなっているのでお気をつけください」
メイン料理のパエリアが運ばれてきた。殻付きの海老やムール貝が載った本格的なものだ。湯気が立っている。
「わたしがやります」
中腰になった琴葉を制し、熱々のパエリアを小皿に分けてやる。
「霧山先生にやらせちゃってすみません」
「いいさ。遠慮なく食べてくれ」
椅子に腰を下ろした琴葉の胸が揺れる。その前に小皿を置く。
「ドリンクを頼もうか」
二人ともワインのグラスが空になっていたので、追加注文をするために、手を挙げてスタッフを呼ぶ。メニューを眺めていた琴葉が、
「ブラッドオレンジジュースで」
私も同じドリンクにした。アルコールでなくとも構わない。
私も琴葉も、ナイフとフォークを使い、サフランライスの上に載っている海老の殻を剥いたりムール貝の身を殻から剥がしたり、パエリアを食すことに専念する。
「おいしいですね」
「そうだね」
初心な娘の言うとおりだ。なかなかうまい。
「はい」
琴葉が素直にうなずいた。そこへ、
「お待たせいたしました。鉄板が熱くなっているのでお気をつけください」
メイン料理のパエリアが運ばれてきた。殻付きの海老やムール貝が載った本格的なものだ。湯気が立っている。
「わたしがやります」
中腰になった琴葉を制し、熱々のパエリアを小皿に分けてやる。
「霧山先生にやらせちゃってすみません」
「いいさ。遠慮なく食べてくれ」
椅子に腰を下ろした琴葉の胸が揺れる。その前に小皿を置く。
「ドリンクを頼もうか」
二人ともワインのグラスが空になっていたので、追加注文をするために、手を挙げてスタッフを呼ぶ。メニューを眺めていた琴葉が、
「ブラッドオレンジジュースで」
私も同じドリンクにした。アルコールでなくとも構わない。
私も琴葉も、ナイフとフォークを使い、サフランライスの上に載っている海老の殻を剥いたりムール貝の身を殻から剥がしたり、パエリアを食すことに専念する。
「おいしいですね」
「そうだね」
初心な娘の言うとおりだ。なかなかうまい。