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愛欲ハーレム・妄想の処女〜琴葉【官能作家・霧山純生の情事】
第34章 三女会談
新宿ランプから首都高に乗る。日曜日の朝なのに相変わらずの渋滞だ。今はまだ春先の時期だからよいが、これが真夏となれば、フランス車に乗る身としては、エアコンの調子やらエンジンのオーバーヒートが心配になる。最近の欧州車はだいぶマシになったが、国産車よりもエアコンの出来が脆弱だから、炎天下の渋滞は避けたいところだ。
首都高から中央自動車へ、やっと車の流れが良くなった。
「この先のサービスエリアでちょっと休憩しようか」
「……あ、はい」
後ろから固い声で返事があった。二人の女はお互いを見ようともしない。無論、会話もない。私が話しかけても短い返事があるだけ。いささか居心地がよろしくない。
後部座席にいるのは麗奈と琴葉だ。新宿区内の、彼女らが通う大学前で待ち合わせ、私のシトロエンで迎えに行った。どっちが助手席に乗るかで小競り合いがあり、間に入ってとりなした結果、二人とも後ろのシートに収まった。
首都高から中央自動車へ、やっと車の流れが良くなった。
「この先のサービスエリアでちょっと休憩しようか」
「……あ、はい」
後ろから固い声で返事があった。二人の女はお互いを見ようともしない。無論、会話もない。私が話しかけても短い返事があるだけ。いささか居心地がよろしくない。
後部座席にいるのは麗奈と琴葉だ。新宿区内の、彼女らが通う大学前で待ち合わせ、私のシトロエンで迎えに行った。どっちが助手席に乗るかで小競り合いがあり、間に入ってとりなした結果、二人とも後ろのシートに収まった。