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愛欲ハーレム・妄想の処女〜琴葉【官能作家・霧山純生の情事】
第5章 温泉旅館で姫初め〜姫初め
彼女らは、特に美月は、なんといっても料亭の娘なのだ。日頃からもっと高級な和食に慣れ親しんでいるはずだ。それなのに、美月も麗奈も、ごく普通に振る舞い、今まで彼女たちが、気取った態度や言動ひとつ見せたことがない。それは育ちが良いのだと、一言で済ませることもできるが、この娘たちは、いわゆる「お嬢様」であり、本来ならば…。
「先生? 霧山先生ってば!」
「あ? あ、ああ」
「もう! 上の空なんだから」
「さっきから変ですよ」
「ああ、う、うむ」
ふたりの愛らしい娘たちに睨まれてしまった。
「先生? 霧山先生ってば!」
「あ? あ、ああ」
「もう! 上の空なんだから」
「さっきから変ですよ」
「ああ、う、うむ」
ふたりの愛らしい娘たちに睨まれてしまった。