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愛欲ハーレム・妄想の処女〜琴葉【官能作家・霧山純生の情事】
第6章 温泉旅館で姫初め〜麗奈の爆弾発言
夕食が終わり、食器が下げられる。すると今度は大きな物が運ばれてきた。人の身長ほどの長さがあるそれは、琴だった。
「せっかくだから」
美月がはにかんだ笑顔を浮かべる。どうやら若女将修行で鍛えた腕前を披露してくれるらしい。食事の席で美月だけが酒を遠慮していた理由がわかった。
琴の前で正座して背筋を伸ばした姿は凛としたものがあり、堂々としている。そして艶っぽい。
演奏が始まった。一気に場が華やいだ。琴を弾く美月の艶姿をながめ、ほろ酔いに頬と胸元を薄紅色に染め、一層に艶めいた麗奈を眺めつつ、愛らしく美しい娘たちを肴に酒を飲む。
良い。
実に良い。
最高の気分だ。
「どうぞ。霧山先生」
杯が空くと、私の隣で横座りになった麗奈がお酌をしてくれる。私も麗奈の杯に注いでやる。ほろ酔い加減の美女と差しつ差されつ…。
良い。
実に良い。
「先生。あまり飲み過ぎないでくださいね」
「ああ。わかっているさ」
わざわざ釘を刺されるまでもない。彼女らと、恋人たちと過ごす夜のために、酒量はセーブしている。
「せっかくだから」
美月がはにかんだ笑顔を浮かべる。どうやら若女将修行で鍛えた腕前を披露してくれるらしい。食事の席で美月だけが酒を遠慮していた理由がわかった。
琴の前で正座して背筋を伸ばした姿は凛としたものがあり、堂々としている。そして艶っぽい。
演奏が始まった。一気に場が華やいだ。琴を弾く美月の艶姿をながめ、ほろ酔いに頬と胸元を薄紅色に染め、一層に艶めいた麗奈を眺めつつ、愛らしく美しい娘たちを肴に酒を飲む。
良い。
実に良い。
最高の気分だ。
「どうぞ。霧山先生」
杯が空くと、私の隣で横座りになった麗奈がお酌をしてくれる。私も麗奈の杯に注いでやる。ほろ酔い加減の美女と差しつ差されつ…。
良い。
実に良い。
「先生。あまり飲み過ぎないでくださいね」
「ああ。わかっているさ」
わざわざ釘を刺されるまでもない。彼女らと、恋人たちと過ごす夜のために、酒量はセーブしている。