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愛欲ハーレム・妄想の処女〜琴葉【官能作家・霧山純生の情事】
第7章 温泉旅館で姫初め〜わたし、風俗嬢になりたいんです
「ええ。手と口で。すごく恥ずかしかったけど、そのおじさん、わたしを見たら驚いちゃって。なんできみのような超美人がとか言っちゃって」
「……」
「ぜんぜんアレが勃たなくて。困っちゃった。でも頑張ったんです。そうしたら」
「もういい」

 赤裸々な体験を聞くのが耐えきれなくなり、途中で遮った。

 私の麗奈が。
 ほかの男の……どこの馬の骨との知れない輩のイチモツを、この美しい手と愛らしくも蠱惑的な口で……。

 おそらくその男は麗奈ほどの美形がやって来るとは予想だになかったのだろう。だから萎縮してしまい勃たなかった。しかし麗奈の頑張りで……。

 だめだ。

 頭を振り、忌まわしい想像を振り払う。

「先ほどきみは、それからと言った。とりあえずデリヘル、それからと。どういう意味だ。説明しなさい」
「風俗嬢はいろいろな業種がありますよね。デリヘル以外にも、ソープ……」
「ああっ、だめだ。許さん!」
「先生ってば! 聞いてよ! もうっ」

 絶対にだめだ。
 本番ありきのソープ嬢など絶対に許さない。
 私の麗奈が……マットプレイやローションプレイや……どこかの知らん男と……だめだ。
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