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愛欲ハーレム・妄想の処女〜琴葉【官能作家・霧山純生の情事】
第12章 温泉旅館で姫初め〜温泉で潜望鏡プレイ
翌朝、予報では晴れのはずが、空はどんより曇り、やがて雪が降ってきた。積もるほどではないが肌寒い。冷たい風が肌に刺さる。
街まで足を伸ばし、土産物屋や雑貨屋を除いたり、古民家カフェで寛いだりするつもりだったが、
「寒いぃ。出かけるのはちょっとねぇ」
「だよね。ぬくぬくしていたい」
娘たちは気分が乗らないようだ。私も彼女らが楽しめるならという心づもりだった。
この温泉宿へ美月や麗奈を連れてやってきたのはのんびり過ごすためだ。だから悪天候のなかを無理に出かけなくてもよい。
離れでゆっくり朝食を終えると、
「みんなでお風呂へ行きたい」
麗奈が無邪気に提案した。
「えっ。みんなで?」
「そうだよ美月」
「……恥ずかしいな」
ためらう美月を「せっかくの機会だから」となだめすかし、ちらつく雪を横目に渡り廊下を通り、三人で大浴場へ行く。昨夜と変わらず、湯気が白く立ち込めている浴場は、相変わらず誰もいない。貸し切り状態だ。
「朝から温泉って気持ちいいよね」
「雪が降ってるのも風情があるし」
裸になった娘たちが、はしゃいだ声を上げる。
街まで足を伸ばし、土産物屋や雑貨屋を除いたり、古民家カフェで寛いだりするつもりだったが、
「寒いぃ。出かけるのはちょっとねぇ」
「だよね。ぬくぬくしていたい」
娘たちは気分が乗らないようだ。私も彼女らが楽しめるならという心づもりだった。
この温泉宿へ美月や麗奈を連れてやってきたのはのんびり過ごすためだ。だから悪天候のなかを無理に出かけなくてもよい。
離れでゆっくり朝食を終えると、
「みんなでお風呂へ行きたい」
麗奈が無邪気に提案した。
「えっ。みんなで?」
「そうだよ美月」
「……恥ずかしいな」
ためらう美月を「せっかくの機会だから」となだめすかし、ちらつく雪を横目に渡り廊下を通り、三人で大浴場へ行く。昨夜と変わらず、湯気が白く立ち込めている浴場は、相変わらず誰もいない。貸し切り状態だ。
「朝から温泉って気持ちいいよね」
「雪が降ってるのも風情があるし」
裸になった娘たちが、はしゃいだ声を上げる。