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Blue
第8章 タトゥー

彼は迷わず、私の番号の登録画面の名前の欄に blue と入力し、私に見せ、保存しました
そうきたか
まぁ、そうかもしれない
いや、それ以外にない
彼にとっての私は、blue という女になりました
「じゃあ、送るわ」
私はキーを持ち、立ち上がりました
えっ!?という顔で、私の姿を見る彼
その格好のままですか?という顔
乳首の位置がわかります
おしりが食い込んでいます
前の膨らみもダメです
と、目で訴えています
「クルマで送るだけだから」
と意に介さない返事をしつつ、
たしかにちょっと、と思い、
上から白いTシャツを着て、そしてブルーのマスクをして、
「はい!出発!」
ブルーのアルピーヌで、ほんの10分
秋の日が落ちて、一気に夜になった通りを走り、環八沿いの美大の近くの彼の住むマンションに着きました
次は明後日金曜日、授業が終わった後の夕方5時、この場所でピックアップすることにしました
アルピーヌの後姿を見送る姿を、視界の狭いルームミラーでちらっと見ました
クルマを出したのに、意外に近かったので、何かものたりずに、第三京浜のパーキングのスタバまで走り、ラテを買い、部屋に帰りました
そうきたか
まぁ、そうかもしれない
いや、それ以外にない
彼にとっての私は、blue という女になりました
「じゃあ、送るわ」
私はキーを持ち、立ち上がりました
えっ!?という顔で、私の姿を見る彼
その格好のままですか?という顔
乳首の位置がわかります
おしりが食い込んでいます
前の膨らみもダメです
と、目で訴えています
「クルマで送るだけだから」
と意に介さない返事をしつつ、
たしかにちょっと、と思い、
上から白いTシャツを着て、そしてブルーのマスクをして、
「はい!出発!」
ブルーのアルピーヌで、ほんの10分
秋の日が落ちて、一気に夜になった通りを走り、環八沿いの美大の近くの彼の住むマンションに着きました
次は明後日金曜日、授業が終わった後の夕方5時、この場所でピックアップすることにしました
アルピーヌの後姿を見送る姿を、視界の狭いルームミラーでちらっと見ました
クルマを出したのに、意外に近かったので、何かものたりずに、第三京浜のパーキングのスタバまで走り、ラテを買い、部屋に帰りました

