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心の中のガラスは砕けて散った
第6章 6月

「 おかえりなさい 」
二人の息子が夕食を食べながら、顔を上げた
「 お母さんは? 」
「 さっき出て行った、お父さんが遅いって、怒ってたよ 」
「 お仕事、少し大変なの!! 」
和彦は普段着に着替えテーブルの前に座り、話すと
「 ふーーーーん 」
最近生意気に成って来た次男が面白そうに返事をして
ご飯を急いで食べ、食器を流しに置いて
「 お兄ちゃん!! 早く!! 」
最近買ったゲーム機にカセットを入れてテレビの電源を入れ
二人並んでコントローラーを握り、夢中でコントローラーを動かす
和彦は そんな二人を眺め、今日はテレビが見られないな、諦めて
床に転がっていた新聞を広げた
9時半を過ぎた頃玄関の開く音がして
青いジーンズのミニスカートに薄ピンクのセーターを着た
早紀が帰って来た
二人の息子が夕食を食べながら、顔を上げた
「 お母さんは? 」
「 さっき出て行った、お父さんが遅いって、怒ってたよ 」
「 お仕事、少し大変なの!! 」
和彦は普段着に着替えテーブルの前に座り、話すと
「 ふーーーーん 」
最近生意気に成って来た次男が面白そうに返事をして
ご飯を急いで食べ、食器を流しに置いて
「 お兄ちゃん!! 早く!! 」
最近買ったゲーム機にカセットを入れてテレビの電源を入れ
二人並んでコントローラーを握り、夢中でコントローラーを動かす
和彦は そんな二人を眺め、今日はテレビが見られないな、諦めて
床に転がっていた新聞を広げた
9時半を過ぎた頃玄関の開く音がして
青いジーンズのミニスカートに薄ピンクのセーターを着た
早紀が帰って来た

