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心の中のガラスは砕けて散った
第6章 6月

早紀の働く ファミレスの駐車場に
車を止め店内へ入る、
中年の女性店員に喫煙席か禁煙席と聞かれ、
喫煙と答え喫煙席に案内され店内を見回した
ランチタイムのピークが過ぎ、食事を終えた
サラリーマン達が 席を立ち始め
店内に空席が出来て来る、
働いていた女性たちの顔に 安堵の表情が浮かび
手早くテーブルが片付けられ、
遠くの席で長い髪を頭の上で纏めた早紀の姿も見え、
和彦は時折 早紀を見ながら、他の従業員の話しに
早紀の噂が聞こえないかと、耳を澄ませていた、
早紀が気が付き 和彦のテーブルの前に立ち
「 お昼を食べに来たの? 」
笑顔を出して聞いて来る
「 最近この辺の、お客さんの処に来ることが多く成ったから
時々寄ると思う 」
和彦は咥えた煙草を口に運び、紫煙を吐き出した
早紀の顔が一瞬困惑した表情を浮かべ、
直ぐに 笑顔を出して
「 待ってるは、パパ 」
踵を返し店の奥へ消えて行った
車を止め店内へ入る、
中年の女性店員に喫煙席か禁煙席と聞かれ、
喫煙と答え喫煙席に案内され店内を見回した
ランチタイムのピークが過ぎ、食事を終えた
サラリーマン達が 席を立ち始め
店内に空席が出来て来る、
働いていた女性たちの顔に 安堵の表情が浮かび
手早くテーブルが片付けられ、
遠くの席で長い髪を頭の上で纏めた早紀の姿も見え、
和彦は時折 早紀を見ながら、他の従業員の話しに
早紀の噂が聞こえないかと、耳を澄ませていた、
早紀が気が付き 和彦のテーブルの前に立ち
「 お昼を食べに来たの? 」
笑顔を出して聞いて来る
「 最近この辺の、お客さんの処に来ることが多く成ったから
時々寄ると思う 」
和彦は咥えた煙草を口に運び、紫煙を吐き出した
早紀の顔が一瞬困惑した表情を浮かべ、
直ぐに 笑顔を出して
「 待ってるは、パパ 」
踵を返し店の奥へ消えて行った

