この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
心の中のガラスは砕けて散った
第6章 6月

その夜、
息子達と一緒に入浴している時、次男が
「 今日ね、ママに怒られたの 」
「 何で? 」
「 ママがね楽しそうにお話していたから、電話をちょんて押したら
凄く怒られたの 」
「 電話を切ったのか? 」
「 うん!! 」
「 それは匠が悪い!大事なお話だったらママ怒るよ 」
「 何時もママ電話してるから 」
「 何時も? 」
二人の息子が湯船の中で頷いた
「 何時ごろ? 」
「 7時! ゴーレンジャーの歌が始まった頃 」
「 そうなんだ、でも匠、もうそんな事するなよ 」
和彦は二人の体を洗い、浴室から送り出して、湯船に浸かり
井上のワンセット2万円、そして毎晩
電話で楽しそうに話していると
子供達が言って来た事を考え
嫉妬が沸き上がって来ていた
翌日和彦は6時半に自宅のドアを開け、
リビングへ入った 早紀が驚いたように
和彦を見て
「 えっ、夕飯、貴方遅いって言うから用意してない、ゴメン! 」
慌ててキッチンへ向かう
「 今日のお客さん、9時半のアポなんだ、仕事で遅く成るって言うから
少し食事して行こうと思って、 」
息子達と一緒に入浴している時、次男が
「 今日ね、ママに怒られたの 」
「 何で? 」
「 ママがね楽しそうにお話していたから、電話をちょんて押したら
凄く怒られたの 」
「 電話を切ったのか? 」
「 うん!! 」
「 それは匠が悪い!大事なお話だったらママ怒るよ 」
「 何時もママ電話してるから 」
「 何時も? 」
二人の息子が湯船の中で頷いた
「 何時ごろ? 」
「 7時! ゴーレンジャーの歌が始まった頃 」
「 そうなんだ、でも匠、もうそんな事するなよ 」
和彦は二人の体を洗い、浴室から送り出して、湯船に浸かり
井上のワンセット2万円、そして毎晩
電話で楽しそうに話していると
子供達が言って来た事を考え
嫉妬が沸き上がって来ていた
翌日和彦は6時半に自宅のドアを開け、
リビングへ入った 早紀が驚いたように
和彦を見て
「 えっ、夕飯、貴方遅いって言うから用意してない、ゴメン! 」
慌ててキッチンへ向かう
「 今日のお客さん、9時半のアポなんだ、仕事で遅く成るって言うから
少し食事して行こうと思って、 」

