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心の中のガラスは砕けて散った
第6章 6月

和彦は電話の傍に腰かけ、
子供達がゲームをする姿を眺めていた
時計の針が7時を指し、子供達がゲームを辞め、
アニメにチャンネルを合わせた時、
電話のベルが鳴った、
早紀がキッチンから 慌てて走り寄る前に
和彦は受話器を上げ
「 はい!! 山田ですが 」
「・・・・・ 町内会長の成田ですが、奥様は? 」
少し間が開き、男の声が聞こえ
和彦は早紀に 受話器を渡して
「 町内会長! 」
和彦は電話を受けた時、相手が少し間を開け
話しかけて来た声で
・・・・こいつか!!!・・・・
確信していた
早紀が受話器を持ち、電話のコードを伸ばして
廊下で話を始めた
「 お待たせしました 」
( 旦那さん帰ってたの? )
「 ええ,はい!、そうです 」
( 今日は、話は出来ないか、残念だな )
「 そうですね・・・ 」
早紀は和彦に聞こえないような小声で、
8時半には 和彦が家を出ていくと伝え
( 後で、もう一度電話入れても大丈夫? )
「 そうですね大丈夫だと思います、それでは 」
早紀は受話器を戻し、キッチンに戻り和彦の
夕飯をテーブルに並べた
8時半 呼び出し音が
「 はい 山田です 」
「 さっきはゴメン ご主人が出て驚いたよ 」
「 うふっ! 私も主人が帰って来るとは
思わなかったから そう7月の8日
休み取れたけど・・・・ 」
早紀は不安そうに切り出す、
少し間が開き 康二がカレンダーを見ていたのか
「 火曜日だね 有難う休み取るから 」
嬉しそうな康二の声を聞いて通話は終わった
子供達がゲームをする姿を眺めていた
時計の針が7時を指し、子供達がゲームを辞め、
アニメにチャンネルを合わせた時、
電話のベルが鳴った、
早紀がキッチンから 慌てて走り寄る前に
和彦は受話器を上げ
「 はい!! 山田ですが 」
「・・・・・ 町内会長の成田ですが、奥様は? 」
少し間が開き、男の声が聞こえ
和彦は早紀に 受話器を渡して
「 町内会長! 」
和彦は電話を受けた時、相手が少し間を開け
話しかけて来た声で
・・・・こいつか!!!・・・・
確信していた
早紀が受話器を持ち、電話のコードを伸ばして
廊下で話を始めた
「 お待たせしました 」
( 旦那さん帰ってたの? )
「 ええ,はい!、そうです 」
( 今日は、話は出来ないか、残念だな )
「 そうですね・・・ 」
早紀は和彦に聞こえないような小声で、
8時半には 和彦が家を出ていくと伝え
( 後で、もう一度電話入れても大丈夫? )
「 そうですね大丈夫だと思います、それでは 」
早紀は受話器を戻し、キッチンに戻り和彦の
夕飯をテーブルに並べた
8時半 呼び出し音が
「 はい 山田です 」
「 さっきはゴメン ご主人が出て驚いたよ 」
「 うふっ! 私も主人が帰って来るとは
思わなかったから そう7月の8日
休み取れたけど・・・・ 」
早紀は不安そうに切り出す、
少し間が開き 康二がカレンダーを見ていたのか
「 火曜日だね 有難う休み取るから 」
嬉しそうな康二の声を聞いて通話は終わった

