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心の中のガラスは砕けて散った
第3章 依頼

「 お仕事終わってから見たいですね 」
隣でカップから紅茶のティーパックの紐を垂らしたまま
飲んでいる桃花が藤堂を見た
「 帰りの時間 工場の前で張り込んで・・・・ 」
藤堂は桃花と二人での尾行を頭の中でシュミレーとする
「 駅までは 送迎バスに乗ると思いますよ 」
「 多分 そうだろうけど もしタクシーとか 使われたら 」
カップを口元に当て 藤堂を見て来る桃花に視線を合わせた
「 そうですね・・・ 」
カップをテーブルに置いて 暫く考えた桃花が口を開いた
「 桃花 バイクで工場の入り口見て 連絡入れますよ 」
藤堂は少し考えて 首を振った
「 桃花ちゃん駅前に居てくれるかな 」
桃花の顔が上がり 藤堂に視線を合わせ
「 私が 車で送迎バスを追うから 駅で奥さんが
どう 動くか判らないでしょう 駅前でも バイクなら
少しは置いておけるだろう 私は車で 駅前に
駐車して 奥さんが乗る車を追うから もし
駅前の百貨店に 入られたら 追えないから その時は
連絡入れて呉れれば 車を動かせるだろう 場合によっては
桃花ちゃんのバイク 私が動かすから メットをぶら下げて
置いてくれるかな 車のキー刺したままにしておくから
桃花ちゃん車使ってくれれば良いから 相手の車のナンバーさえ
判れば OKだから 」
桃花が頷いた
隣でカップから紅茶のティーパックの紐を垂らしたまま
飲んでいる桃花が藤堂を見た
「 帰りの時間 工場の前で張り込んで・・・・ 」
藤堂は桃花と二人での尾行を頭の中でシュミレーとする
「 駅までは 送迎バスに乗ると思いますよ 」
「 多分 そうだろうけど もしタクシーとか 使われたら 」
カップを口元に当て 藤堂を見て来る桃花に視線を合わせた
「 そうですね・・・ 」
カップをテーブルに置いて 暫く考えた桃花が口を開いた
「 桃花 バイクで工場の入り口見て 連絡入れますよ 」
藤堂は少し考えて 首を振った
「 桃花ちゃん駅前に居てくれるかな 」
桃花の顔が上がり 藤堂に視線を合わせ
「 私が 車で送迎バスを追うから 駅で奥さんが
どう 動くか判らないでしょう 駅前でも バイクなら
少しは置いておけるだろう 私は車で 駅前に
駐車して 奥さんが乗る車を追うから もし
駅前の百貨店に 入られたら 追えないから その時は
連絡入れて呉れれば 車を動かせるだろう 場合によっては
桃花ちゃんのバイク 私が動かすから メットをぶら下げて
置いてくれるかな 車のキー刺したままにしておくから
桃花ちゃん車使ってくれれば良いから 相手の車のナンバーさえ
判れば OKだから 」
桃花が頷いた

