この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
心の中のガラスは砕けて散った
第4章 第2部 早紀
3月21日 金曜日

「 行って来るね 」
仕事から帰った康二は 集会場へ向かった
月に2回の町内会 康二は家を購入した時から
参加していた 肌寒い集会場の前に有る桜の枝に
小さな緑の膨らみを見て 集会場の中へと
入って行った、何時も顔馴染みの顔に頭を下げ
長テーブルの隅に 髪の長い小柄な女子大生の
姿に違和感を 10人のメンバーが集まり
定例の町内会会長の挨拶から始まった
幾つかの連絡事項の後 会長が口を開く

「 私も1年 皆さまのお陰で、会長を
  無事勤める事が出来ました
  来年度は1丁目に成ります 」
並んだ参加者からまばらな拍手の後
会長が 康二を手招きして 自分の隣に座らせ

「 来年度は 成田さんに 町内会会長を
  お願いしたいと、皆さま異論は御座いませんね 」
康二の背中に手を当て 皆を見渡す

「 異議なし!! 」
隅に座って居た、赤ら顔のバイク屋の親父の声に
釣られ、皆の拍手が湧き起こり 康二は戸惑いの
表情のまま 頭を下げた
/98ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ