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隷落の檻・淫獣の島 ~姦獄に堕ちた被虐の未亡人~
第3章 謀殺
女はバッグに瓶を仕舞い、帰宅した。

「母さん、父さんからアレを受け取ったのかい?」

純孝が話しかけてきた。

「まだ、その呼び方は、早いよ」

女は純孝をたしなめた。

「と、言っても殺(や)っちゃうんだろ」

と、純茂が笑った。

「終わるまでは静かに」

フッと笑う女。

「ま、早く片付けてよね」

聞いていた純代も笑った。

女の名は、深堀早苗。旧姓、佐藤。深堀純英の後妻。

純英の息子、娘として産んだ子供の父親は、壮一。

「今日、あっちから訊いてきたから、何気なく、わかるようにしたら、驚いていたけど、納得している感じだったわ」

早苗が話すと、

「容姿を見ればわかるさ」

と、笑う純茂。子供たちは、純英と、顔も背格好、性格も違う。

168㎝でぽっちゃり体型の純英。長男の純俊は、ほぼ同じ身長で体型も似ている。

純孝、純茂は、180㎝前後で、痩せ型。純代も170㎝前後で、細身だ。

純英も、徐々に、疑い出している雰囲気があった。顔も性格も体型も似ていなければ、疑うのも仕方がない。

特に性格が違った。おっとりした性格の純英、純俊と違い、純孝、純茂、純代は短気な
性格だった。

実の父親の壮一に似ているのだろう。実際。壮一は結構、短気なところもあり、喧嘩早いところもあった。

「あんたたちは、関わるんじゃないよ。わたしが殺るから」

と、笑う早苗。

直接のきっかけは、純英の一言だった。

「もう、後期高齢者だし、宮司を降りて、引退する。次の宮司は、禰宜をしている純俊にする。あと、純孝か、純茂も大学を卒業して、就職しないなら、禰宜として、神社を手伝ってもらおう」

至極当然の流れではあった。長男が跡を継いで、次男か三男が手伝う。だいたい、今までそうしてきたのだから、誰も異論はなかった。

しかし、純孝も純茂も納得しなかった。血の繋がりのない、大人しいだけの兄に、使われるというのはプライドが許さなかった。

それに、兄嫁の存在もあった。兄嫁の名前は満穂子。

舅である純英の覚えも愛でたく、美人で、結婚当初は、23歳で少女のような雰囲気だったが、子供を産んでからは、徐々に色気が漂い始めた。

満穂子の上品な雰囲気や立ち振る舞いは、早苗にとっても、純代にとっても目障りな存在だった。

さらに、最近では、純孝も純茂も、妄想で何度も犯している性的な存在だった。
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