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隷落の檻・淫獣の島 ~姦獄に堕ちた被虐の未亡人~
第4章 早苗の過去
「あの女にしてもいい塩梅だと思うのさ。だって、考えてみなよ。旦那と死に別れて、これから寡婦(やもめ)ぐらしなのよ。慰めてくれる男がいた方がいいじゃないか。どうせなら、多い方が悲しみも忘れられるってものさ。まあ、飽きもせず、毎晩、泣きやがるから、湿っぽくてね」
嗤う早苗。
「そりゃ、よくないな。悲しい女を慰めるのは男の役目ってもんだ」
合わせる壮一。
「ま、息子たちも手伝うって言っているからさ。それに、茂さんもやる気満々みたいなのよ」
ニヤニヤと嗤う早苗。
「マジか。茂さんまで?」
訊く壮一に、
「年寄りの冷や水って思ったけどさ。元気なものさ」
話す早苗に、壮一が笑いかける。
「壮一くんに、頼みがあるんだけど。悟と翔太なんだけど、口説いてくれないかい。あの二人、わたしを避けているんだよ」
早苗が話すと、頷く壮一。
「わかったよ。あの二人にとって、想い人なんだろうけど、どっちみち、一緒になれるわけでもないし、今までの思いの丈をぶつけろ!って言ってやるよ。否やはないと思うぜ」
請け負う壮一に、
「弟の恭一は?」
と、訊く早苗。首を傾げた壮一が、
「あいつは、もう、島を出る。出会い系か何かで知り合った女と結婚するらしい」
と、言って笑った。
「行き掛けの駄賃にってならないのか」
笑う早苗に、
「無理だ。ロリコンだからな」
と、答える壮一。
「意外にその路線もあの女にはいけそうだけど」
笑う早苗。たしかに、悪くはないが・・・。微妙だ・・・と嗤った壮一。
「しかし、龍平さんはどうする。あの人は堅物だぜ」
壮一が、頭を掻いた。
「大丈夫よ。息子の翔平を落とせば、黙るわ。まさか、息子もやっているのに、問題にはできないはずよ。翔平は、純孝が誘うわ。ま、前から翔平はあの女が気になっているみたいだから乗ってくるわ」
ニヤッと嗤う早苗。
「しかし、怖い女だ。女の敵は女っていうのは間違いないみたいだ」
笑う壮一。
「そりゃそうよ。そんなこと、今までわからないまま生きてきたの?人生経験が足りないわね」
クスっと嗤う早苗。
嗤う早苗。
「そりゃ、よくないな。悲しい女を慰めるのは男の役目ってもんだ」
合わせる壮一。
「ま、息子たちも手伝うって言っているからさ。それに、茂さんもやる気満々みたいなのよ」
ニヤニヤと嗤う早苗。
「マジか。茂さんまで?」
訊く壮一に、
「年寄りの冷や水って思ったけどさ。元気なものさ」
話す早苗に、壮一が笑いかける。
「壮一くんに、頼みがあるんだけど。悟と翔太なんだけど、口説いてくれないかい。あの二人、わたしを避けているんだよ」
早苗が話すと、頷く壮一。
「わかったよ。あの二人にとって、想い人なんだろうけど、どっちみち、一緒になれるわけでもないし、今までの思いの丈をぶつけろ!って言ってやるよ。否やはないと思うぜ」
請け負う壮一に、
「弟の恭一は?」
と、訊く早苗。首を傾げた壮一が、
「あいつは、もう、島を出る。出会い系か何かで知り合った女と結婚するらしい」
と、言って笑った。
「行き掛けの駄賃にってならないのか」
笑う早苗に、
「無理だ。ロリコンだからな」
と、答える壮一。
「意外にその路線もあの女にはいけそうだけど」
笑う早苗。たしかに、悪くはないが・・・。微妙だ・・・と嗤った壮一。
「しかし、龍平さんはどうする。あの人は堅物だぜ」
壮一が、頭を掻いた。
「大丈夫よ。息子の翔平を落とせば、黙るわ。まさか、息子もやっているのに、問題にはできないはずよ。翔平は、純孝が誘うわ。ま、前から翔平はあの女が気になっているみたいだから乗ってくるわ」
ニヤッと嗤う早苗。
「しかし、怖い女だ。女の敵は女っていうのは間違いないみたいだ」
笑う壮一。
「そりゃそうよ。そんなこと、今までわからないまま生きてきたの?人生経験が足りないわね」
クスっと嗤う早苗。