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隷落の檻・淫獣の島 ~姦獄に堕ちた被虐の未亡人~
第4章 早苗の過去
わたしは後ろ手に縛られていたけど、その手を持っているのはシンヤだった。

「シュン。娘の足も縛って、そっちの板の間に転がしておけ。オバサンも、さすがに娘に見られながらAV撮影はツラいだろ」

リーダー格の男が話して、シュンがわたしのところに来て、足を紐で縛って、シンヤが担ぎ上げて、隣の板の間の部屋で下した。わたしの視界から母の姿は見えなくなった。

わたしが担ぎ上げられているのを母は悲しそうに、力なく見ていた。

若い、厳つい、175-185㎝くらいの身長の鍛えられた感じの男達。

抵抗しても無駄だと、わたしも母もわかっていた。

なにより、父が逃げ出したということが心理的につらかった。朝、父は、

「急ぎの仕事があるから」

と、朝食も取らずに出かけて行った。その父は捕まらず、わたしが捕まった・・・。

父は、彼らが来ることを知っていたのだろう。そして、こうなることも。

捨てられた・・・わたしの実感だった。たぶん、母も・・・。

誰も助けに来ない。そもそも、知り合いは近くにいなかった。

住んでいたのは社宅。周囲も同じ銀行員の家族。

なのに、誰も、彼らを怪しまなかった。

わかっていたのだろう・・・。皆、見て見ぬふりを決めて関りになるのを回避した。

聞こえてきた声。

「オバサン。俺と同じ世代だろ。俺も44だ」

リーダー格の男の声だ。渋みのある声。

「シュンとシンヤ、お前らがオバサンの相手をするんだ。いいな。オバサン、若い男が二人がかりで相手をしてくれるんだ。喜べよ。旦那は、ずっと相手をしてくれていないんだろ」

同じ声が続けた。母は黙っていた。

「おい。立場がわかっているのか?せっかくAVを撮っても売れなきゃ、意味がないんだ。一本でも売れりゃ、5000万になるし、売れなきゃ、何本も取らないといけないんだ。そこんとこ理解しろよ」

リーダー格の男が説明していた。母の声は聞こえなかった。

「俺たちも頑張って、売れるような内容にする努力はするつもりだ。協力しようぜ」

母の声はやはり聞こえなかった。

「そうか。知らない男相手にセックスはできないか・・・」

ため息交じりのリーダー格の男の声が呟いた。

「じゃあ、趣向を変えよう。俺たちは、別に無理やりするつもりはない。レイプモノのアダルトは一部の人間しか興味を持たないんだ」

柔軟性のある感じだった。
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