パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 秘密

実名やプロフィールを小説の作者に提供することに当然ながら抵抗がある亜弓だったが、自分がモデルであるとバレてしまうことなどないだろうと自分に言い聞かせ、作者に個人情報を提供してしまった。

危険なことであると分かってはいたが、自分自身が主人公の官能小説を読んでみたい。被虐願望を叶えたいという想いのほうが強かったのだった。

個人情報を提供すると共に作者の男性にはハードな内容にして欲しいというお願いまでしてしまった亜弓。男たちに徹底的に責められ、犯され、性の奴隷にされる姿を描いて欲しいと。

小説の作者の名前は月田晃司。亜弓が作者の月田に送ったメール。それは自分で読み返しても恥ずかしくなるような内容だった。今まで妄想していた被虐願望を爆発させる亜弓。メールを送っただけで高揚感に包まれていた。

-------------------------------------------------------------------------
月田様

複数の男たちに徹底的に犯され、肉便器にされる私を描いてください。肉体改造やピアスにも興味があります。媚薬なども使われて狂わされたいです。

こんなことをメールに書くのはとても恥ずかしいですが、とにかくハードな内容にして欲しいです。どうか、よろしくお願いいたします。

奥村亜弓
-------------------------------------------------------------------------

（こんな恥ずかしいこと…でも、読んでみたい。私が男の奴隷にされて、調教される小説を…私ったら凄く興奮してる。本当にマゾになるみたい…）

そして、2週間後。亜弓を主人公とした官能小説がネットで公開された。それは「マゾOL監禁調教～被虐願望～」というタイトルで罠に嵌められて拉致監禁されたOLが調教されるという内容で、亜弓の希望通りハードなストーリーとなっていた。

小説の中で亜弓は丸裸にされ、首輪を嵌められ、罪人を縛りあげるように厳しく緊縛されていた。そして、男の肉棒をしゃぶらされながら花芯にも肉棒を挿入され、メス犬へと変えられていく。調教の果てに屈辱的な奴隷宣言をさせられ、さらには奴隷誓約書にサインまでさせられた。