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姉調教~Sの妹とMの姉~
第8章 戻れない姉
セルフ拘束を解き、服を着て何事もなかったかのように机の椅子に座る亜弓。しばらくすると風呂から上がった菜月が部屋に入ってきた。菜月はノックをして「入っていい?」と聞くものの、亜弓が返事をする前に部屋に入ってきてしまう。何度注意しても無駄だった為、それに関してはあきらめていた。それだけにセルフ拘束でオナニーをする時は最大限の警戒が必要だった。

「お姉ちゃん…もしかして、怒ってる?」

「菜月…べ、別に怒ってはいないわよ。ただ、菜月があんなことするなんてビックリしたの…だって私たち姉妹なのにキスなんて…」(キスよりもイカされちゃったことのほうが恥ずかしいのよ…あんなに感じちゃうなんて…私、やっぱり菜月のことが…)

部屋に入ってきた菜月は元気がなかった。昨夜の態度とはまったく正反対であった。下を向いている菜月はうっすら涙を浮かべていた。イタズラのやりすぎで姉に嫌われてしまったのではないかと思っていた。菜月の悲しげな顔を見ると亜弓も悲しくなってしまう。少し生意気な感じで接してくるいつもの菜月が亜弓は大好きだった。

「菜月、ホントに怒ってないから大丈夫だよ。だけど本当にビックリしたし、それに…恥ずかしかっただけだから…思い出すだけでも恥ずかしい。だから、昨日のことは誰にも言わないでね。私も誰にも言わないから…」(私の嘘つき。月田さんに教えちゃってるじゃない。酷い姉ね…)

「うん、分かった。昨日のことは絶対誰にも言わないし、もう絶対にお姉ちゃんにあんなことしないから。ホントにごめんね。お姉ちゃん許して…」

妹のことが愛おしい亜弓。しかし、本心は菜月に責められたい。菜月に調教されたいと思っている。それだけに「あんなことしない」というのは亜弓にとっては残念でならない。もう一度、昨夜のような展開にならないかと期待をしていた。

(菜月にまた縛ってほしいと思ってる…それに調教もされてみたいと思ってるなんて私ったらホントに変態だわ…でも、菜月にまた縛ってほしいなんて絶対に言えないし…また自分で手錠をかけてのオナニーに没頭しちゃうのかな…)
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