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第2章 奴隷誓約書

亜弓が知り合いにネットで公開されている小説を絶対に読まれたくない理由。それは屈辱的な奴隷宣言と共に小説の中で主人公の「奥村亜弓」がサインをさせられている奴隷誓約書だった。その内容というのはあまりにも惨めなものであった。

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【奴隷誓約書】

性奴隷：奥村亜弓（以下奴隷）は主に対して如何なる場合も奴隷として忠誠を誓うものである。

1.奴隷は主に絶対服従致します。

2.奴隷は人権を奪われ、人間としての全ての権利を放棄し、主の所有物となります。

3.奴隷は一切の自由を奪われ、家畜以下の存在となります。奴隷にプライベートはありません。

4.奴隷は常に全裸で、首輪を装着して生活致します。移動は四つん這いで行います。

5.奴隷は常に陰毛を手入れし、無毛とし、貞操帯を装着して生活致します。

6.奴隷は主の調教により、どれだけ淫乱な体にされても異議を申しません。

7.奴隷は主を愉しませる存在であり、口、膣、肛門を自由にお使いいただきます。

8.奴隷は毎日10回以上自慰行為にて絶頂し、写真付きのメールで報告を致します。

9.奴隷は主以外に重複して奴隷契約を致しません。

10.奴隷は本誓約に違反があった場合、どんなに厳しい懲罰も甘受致します。

ここに一生奴隷として、契約を結びます。
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（毎日10回のオナニーなんてさせられたら身体がおかしくなっちゃう。それにどれだけ淫乱な身体にされても異議を申しませんだなんて。こんな屈辱的な誓約書に本当にサインをさせられたら終わりね…小説の中の作り物とはいえ、恥ずかしすぎるわ…）