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第17章 SMサークルでの調教

自分が主人公のモデルになっている官能小説の中では男たちに監禁されて「奥村亜弓」は調教されている。今は監禁ではないものの男たちによる調教が現実のものになっている。妹の菜月からサークルの主賓に「姉はかなりのマゾなので徹底的に調教してほしい」と事前に伝えられていた。さらに勝手に「破滅願望」もあるとして亜弓の個人情報も全てサークル側に提供されていた。

「ここで皆さんにマゾ奴隷・奥村亜弓の個人情報をお伝えします。これは破滅願望のある本人の希望により公開します。奥村亜弓、24歳。スリーサイズは88.59.86。ブラジャーのサイズはFカップ。性感帯は乳首とクリトリスになります。初めてのオナニーは中学二年生。初体験は17歳、高校の先輩です。新芝浦大学卒業、株式会社NY建設勤務。携帯電話番号は090-○○○○-△△△△です」

「！？…うぶぅーっ！んぶぅーっ！んんっ、んんーんっ！いぎゃあ、やめでえ！んぶっ、うぶっ、んぶぶ！」（イヤっ！やめて！私のこと全部バラされてる。こんなのウソでしょ…）

「あーあ。個人情報全部バラされちゃった。会社も携帯電話番号までサークルの人たちに知られちゃって。これでお姉ちゃんは本当に一生奴隷だね」

「ヤバっ。会社名とかもヤバいけど性感帯とか初体験の年齢、それに初めてオナニーをした年齢までバラされて。スリーサイズとオッパイのサイズもみんなにバラされちゃった。菜月のお姉ちゃん恥ずかしすぎるね。ねえ、真紀も奴隷になったら同じように個人情報公開するからね」

「ウ、ウソでしょ…こ、こんなの。冗談だよね？菜月のお姉ちゃんの勤務先とか携帯の番号とか本当のじゃないよね？これは演出なんでしょ？」

スリーサイズにブラジャーのサイズ、さらには性感帯などの女の恥ずかしい情報に加えて出身大学と勤務先、携帯電話番号を晒された亜弓。破滅願望がある為、個人情報の公開は本人の希望とされた。次は自分も同じように個人情報の公開をされてしまうのではないと志織は電マでイカされながら身体を震わせた。身体を震わせているのは調教を見学している真紀も同じであった。

「すみませーん！もう一人破滅願望のある奴隷候補者がいるんです！この真紀です。この子もお試しで調教してもらえませんか？今、調教されてるマゾ奴隷の亜弓と一緒に調教された経験もある女の子です。マゾであることは確認済みなので」