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谷欠亡月王
第3章 ショタロリ同盟国
休日、私は友人の家に来ていた。

小4の子供を持つ一児の母である。

ケーキを食べながらトークに花を咲かせていると、その子供が2階から降りてきた。

「あら、おはよう誠くん」

「おはようございますおばさん」

「うふふ……私はおばさんじゃなくてよ?「今日も勉強教えてよ!」

「ごめんね栞奈。誠のやつうるさいでしょ?」

「いいのよ。ほら行くわよ誠くん」

私は誠くんを連れて2階に上がっていく。

自室に入ると教科書が広げられた勉強机に誠くんは座る。

「ここ分からないんだけど分かる?」

それはなんと保健体育の教科書だった。

月経だの精巣だのいやらっしい単語が並んでいる。
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