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谷欠亡月王
第4章 ク巴麻鬼
楽しかったのか時間は早く進み、すっかり夜になってしまった。

夕食も食べ終えたので圓は帰路に着こうとしていた。

「ねぇ。最後に寄りたいところがあるのだけれどいいかしら?」

「はい、いいですよ?」

しばらく歩き、ビルが建ち並ぶ地点に着くと私は圓に襲い掛かった。

「せ、先輩!? ……うっ!」

注射器を取り出して素早くラブ注入すると、圓は突然脱力し、レイプ目になってしまった。

「すごい。この薬効くわね」

私が注入したのは、打たれた者は思考が停止し、どんな事も聞き入れるという危ない薬である。

アメリカの裏通販で入手した。

しかし試作段階のようで一時的にしか効力がない。

でも即効性はあるし十分だわ。

これで目の前のラブホに……うふふ。

強引な展開ではあるがラブホに入っていく。
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