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こんなに晴れた素敵な日には先輩の首を絞めたい
第6章 第5話 誰にも言えない秘密

大学最寄駅の阪急皆月市駅へと向かう電車の中で、私はバッグに顔を|埋《うず》めるようにして泣き続けた。
まだ乗客も多い夜20時頃の車内では周囲の人々が座席で泣いている私を見て眉をひそめていて、知り合いに出くわす可能性もあったけど今はそんなことを考えていられなかった。
私は嶋田先輩を殴って蹴りつけて首を絞めて、先輩はその行為に興奮して射精した。
その見返りに先輩は私に5万円を差し出して、これからも私に同じことをさせてお金を払うと言った。
私はもう逃げられない。先輩は私の写真や動画を持っていて、きっとこれからバックアップも保存するだろう。
警察に駆け込んだところで民事不介入で済まされるだろうし、事を荒立てて悪い噂が広まるのは絶対に嫌だ。
今日から誰にも言えない秘密を抱えなければならない事実に悲嘆しつつ、私はこの5万円でこれから一体何ができるかを考えてしまっていた。
まだ乗客も多い夜20時頃の車内では周囲の人々が座席で泣いている私を見て眉をひそめていて、知り合いに出くわす可能性もあったけど今はそんなことを考えていられなかった。
私は嶋田先輩を殴って蹴りつけて首を絞めて、先輩はその行為に興奮して射精した。
その見返りに先輩は私に5万円を差し出して、これからも私に同じことをさせてお金を払うと言った。
私はもう逃げられない。先輩は私の写真や動画を持っていて、きっとこれからバックアップも保存するだろう。
警察に駆け込んだところで民事不介入で済まされるだろうし、事を荒立てて悪い噂が広まるのは絶対に嫌だ。
今日から誰にも言えない秘密を抱えなければならない事実に悲嘆しつつ、私はこの5万円でこれから一体何ができるかを考えてしまっていた。

