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奴隷館 Crime d’amour〜Mの肖像
第7章 晒される羞恥と屈辱〜緋美
 ご主人さまの声が響いた。流れるような滑らかな口上だ。拘束されている私はできる限り胸を張った。見えなくても注目されているのがわかる。肌に刺さる視線を感じる。彼らの視線の熱が動けない私を焼く。

 ……ああ……見られている。

「ディナータイムも後半、磔刑の女にさらなる恥辱の悦びを与えましょう」

 ご主人さまの口上に控えめな拍手が追随する。これからの流れはゲストたちには馴染みのプログラムだ。私はこれから……。

「どなたか、磔刑の女の下着を脱がしてやってください」

 私はこれから裸にされるのだ。
 Xの字に張り付けにされたままで。

「では私が」「私がやろう」「僕がやりたい」

 一斉に声を上げた男たちの中から、ご主人さまが一人を選んだ。
 
「やあ。リコリス。選ばれてとても嬉しい」

 それは、あの四宮という男性だった。

「……よろしくお願いします」

 自分を羞恥のさなかに突き落とさんとする男へ、私は礼を言う。
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