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奴隷館 Crime d’amour〜Mの肖像
第8章 激痛の快楽〜香緒里
「そのスイッチを押せば、ゲストたちが待つあのステージのスクリーンに今のおまえの姿が映し出される。スイッチを押すか否か、おまえが決めなさい」
噛んで含めるように言い聞かせる。あのステージとは、彼女がさっきまでいた場所だ。しばらくのあいだ、黙って考えていた彼女は、
「わかりました。ご主人さま」
手のひらに握らされたリモコンのボタンを押した。部屋のあちこちに設置されたカメラ機器に、稼働中であるのを示す小さな赤いライトが灯り、カメラからステージへライブ映像が送られる。そして、まるで映画のように、ステージ上の巨大なスクリーンにその映像が写し出された。
男は満足を覚えた。鞭を握り直し、再び彼女の背中に勢いよく振り下ろす。
「ああっ……」
女の唇から漏れるそれは、もはやうめきではない。甘い喘ぎだった。全裸でうつ伏せに拘束された、形のよい尻に何本もの針を突き刺さされ、裸の背中に鞭を受けて喘いでいる彼女の姿がスクリーンに投影される。ゲストの男たちは客席でゆったりとくつろぎながら、彼女の恥辱の姿を心ゆくまで愉しむ。
噛んで含めるように言い聞かせる。あのステージとは、彼女がさっきまでいた場所だ。しばらくのあいだ、黙って考えていた彼女は、
「わかりました。ご主人さま」
手のひらに握らされたリモコンのボタンを押した。部屋のあちこちに設置されたカメラ機器に、稼働中であるのを示す小さな赤いライトが灯り、カメラからステージへライブ映像が送られる。そして、まるで映画のように、ステージ上の巨大なスクリーンにその映像が写し出された。
男は満足を覚えた。鞭を握り直し、再び彼女の背中に勢いよく振り下ろす。
「ああっ……」
女の唇から漏れるそれは、もはやうめきではない。甘い喘ぎだった。全裸でうつ伏せに拘束された、形のよい尻に何本もの針を突き刺さされ、裸の背中に鞭を受けて喘いでいる彼女の姿がスクリーンに投影される。ゲストの男たちは客席でゆったりとくつろぎながら、彼女の恥辱の姿を心ゆくまで愉しむ。