この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
奴隷館 Crime d’amour〜Mの肖像
第2章 美しきヴァイオリニストの淫夢
 逃げたくても足が動かない。裸の身体を隠したくても、その声が恐ろしくて、震えながら立っていた。非情なスポットライトが彼女の裸体を煌々と照らしている。
 
 太ももをよりじり合わせ、胸を隠すようにしながら演奏を開始したものの、そんな状況ではまともな演奏などできるはずがない。香緒里がミスをするたびに、厳しい声で叱られる。叱られるとますますミスが多くなる。そしてとうとう、ヴァイオリンの弦を持つ手が止まってしまった。

「これ以上はできません。許してください」

 その場に泣き崩れた彼女の醜態をスポットライトが照らす。

「おまえに罰を与えねばならん」

 男の声が宣告する。とたんに闇の中から何本もの手が現れた。うずくまっていた彼女はその手に捕まえられて、無理やりに引き起こされる。

「おまえに罰を与える」

 その声とともに、お尻を叩かれた。何度も何度も、スポットライトを浴びながら、捕まえられた腕を背中で押さえ込まれ、剥き出しのお尻を強く打たれる。

「許してくださいと、泣きながら叫んでいたはずなのに、わたしは……」

 彼女はいつの間にか、もっと罰をくださいとお願いしていた。
/96ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ