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奴隷館 Crime d’amour〜Mの肖像
第2章 美しきヴァイオリニストの淫夢
逃げたくても足が動かない。裸の身体を隠したくても、その声が恐ろしくて、震えながら立っていた。非情なスポットライトが彼女の裸体を煌々と照らしている。
太ももをよりじり合わせ、胸を隠すようにしながら演奏を開始したものの、そんな状況ではまともな演奏などできるはずがない。香緒里がミスをするたびに、厳しい声で叱られる。叱られるとますますミスが多くなる。そしてとうとう、ヴァイオリンの弦を持つ手が止まってしまった。
「これ以上はできません。許してください」
その場に泣き崩れた彼女の醜態をスポットライトが照らす。
「おまえに罰を与えねばならん」
男の声が宣告する。とたんに闇の中から何本もの手が現れた。うずくまっていた彼女はその手に捕まえられて、無理やりに引き起こされる。
「おまえに罰を与える」
その声とともに、お尻を叩かれた。何度も何度も、スポットライトを浴びながら、捕まえられた腕を背中で押さえ込まれ、剥き出しのお尻を強く打たれる。
「許してくださいと、泣きながら叫んでいたはずなのに、わたしは……」
彼女はいつの間にか、もっと罰をくださいとお願いしていた。
太ももをよりじり合わせ、胸を隠すようにしながら演奏を開始したものの、そんな状況ではまともな演奏などできるはずがない。香緒里がミスをするたびに、厳しい声で叱られる。叱られるとますますミスが多くなる。そしてとうとう、ヴァイオリンの弦を持つ手が止まってしまった。
「これ以上はできません。許してください」
その場に泣き崩れた彼女の醜態をスポットライトが照らす。
「おまえに罰を与えねばならん」
男の声が宣告する。とたんに闇の中から何本もの手が現れた。うずくまっていた彼女はその手に捕まえられて、無理やりに引き起こされる。
「おまえに罰を与える」
その声とともに、お尻を叩かれた。何度も何度も、スポットライトを浴びながら、捕まえられた腕を背中で押さえ込まれ、剥き出しのお尻を強く打たれる。
「許してくださいと、泣きながら叫んでいたはずなのに、わたしは……」
彼女はいつの間にか、もっと罰をくださいとお願いしていた。